コロナもおさまって来たのか、京都の町にも活気が戻って来ました。VAPE 業界では新作ラッシュで各社から様々な新機種が発表されています。そんな中我が家には ASVAPE HITA の拡張パーツキットがやって来ました。いやいや、別に新作ちゃうやんって思うことなかれ。このキット、実は若干のマイナーチェンジを経ているんです。まぁ私、前バージョン持っていないので比較はできないんですけどね。兎にも角にも、個人的には使いやすくてお気に入りの HITA がさらに使い勝手が広がるものなので、実際に見ていきましょう。

今回も毎度お馴染み【VAPEWORX】さんのご提供でお送りします。

ASVAPE HITA RBA Coil Kit

というわけで今回はASVAPE (アズベイプ) HITA RBA Coil Kit (HITA用RBAキット)です。

RBA キットと510接続タップのセットで、お値段なんと¥1,400。

以前やった AEGIS BOOST の時は別売りだったので、これはお得感ありますね。

ところで、件の HITA ですが、意外と使い勝手良くて結構ヘビーユーズしてました。でもやっぱりタンクが心配で入れるリキッド選んじゃうんですよね。この手のコイル交換式のPOD型の弱点というかなんというか。

コストとか使い勝手とかの観点で見るとプラスチック製であることの利便性って凄いと思うんですけど、やっぱり長持ちさせようとするとリキッド選ばなきゃならないのはちょっとデメリットかなと思います。

内容物はこんな感じ。

内容物
HITA RBA Coil Kit
HITA 専用 510 変換アダプター
L字六角レンチ 1本
イモネジ
O リング

HITA RBA Coil Kit

ひとまず、 RBA kit から見ていきましょう。外観です。いやー小さい。

カバー部分には4個の極小の穴が。これが多分ジュースホールですね。デッキとカバーとの接続はネジ式でした。

続いてデッキです。これまたすげー小さい。
2ポストのネジで締め込む方式の至ってシンプルなシングルビルドデッキなんですけど、いやちっせーな……。それでも一応ポスト間の隙間は結構あるので、3mm くらいまでの内径のコイルならギリギリ組めそうかな。

デッキ下部はなんと 510 接続になっています。なのでこのまま MOD とかオームメータとかに乗っけることが。余計なパーツ被せなくても抵抗値測ってビルドできるのはすごくいいですね。

HITA RBA Coil Kit をセットしてみる

とりあえずビルドして行きます。これだけデッキ狭いと太いワイヤーだとキツそうなので、今回は二クロム80の 26G を使います。せっかくなら内径はギリギリを攻めた 3mm 、5巻で 0.4Ω 狙いです。……思ってたよりギリギリでした。ここまでキワになってくると逆に気を使うので、大人しくもっと小さめで組めばよかった。まぁワイヤーもったいないし、ビルドし直すのめんどいからこのまま行きます。

さて、ビルドが終わったところで、POD に接続していきます。接続方法は HITA 専用コイルと全く同じ。ボトムパーツを取り付けてから POD に差し込んで、カバーを閉めたら終わり。ビルドとは打って変わって簡単です。

吸った感じは専用コイルを接続した時よりも大分重いです。エアフローを全閉すると結構重いドローになります。

味はチャンバー内が狭いせいもあってだと思うんですけど割と美味しいです。ただ、この抵抗値でもチェーンして吸っていると結構熱いです。ドリップチップまでの距離も相変わらず近いままなので、これに関しては仕方のないものだと諦めるしかなさそうです。

あ、もしかしなくても味が濃く出ているのは抵抗値が低めだったからか……。

510 変換アダプター

続いて 510 変換アダプターです。初期に販売されていたものとは
ちょっと変更されています。

元々はシルバーカラーの金属仕上げだったのですが、黒色に変更されて、AsVape と Hita の文字が刻印されています。

510のの接点は−ドライバーで調節できるようになっているので、アトマイザー側のポジティブピンの出しろにかかわらず、さまざまなアトマイザーを乗せることができます。

 裏面は HITA の POD とほぼ同形状です。違いは中心のポジティブピンが太いことくらいです。

セットしてみる

HITA に嵌め込むと完全に普通のチューブ MOD ですね。これはこれで結構かっこいいですね。

本体とこのパーツはマグネットでくっつきます。これ割と強力なマグネットなので、アトマイザーはめていないと取り外すのは無理ですね。

HITA の直径が 25mm なので 25mm までのアトマイザーが、例えば前回紹介した DED RABBIT SE とかもツラで乗ります。 25mm のチューブMODってあんまり選択肢なさそうなのでこれだけでも「買い」と思う方もいるのでは?

立ち上がりに関しては体感ややゆっくりめ。本体出力がそこまで高くないこととかが関係しているんでしょうか?

これ凄いのが、マグネットだけで接続しているにもかかわらず、意外にも後マイザーの付け外しの際に一緒に回っちゃうということが無いんですよ。見た感じアトマイザーの付け外しする時に、結局一緒に回っちゃうから一度アダプターごと取り外すはめになるのかなと思ってたわけで。アトマイザーの付け外しが楽にできたのは予想外でした。

総評

というわけで ASVAPE HITA RBA Coil Kit のご紹介でした。

ともかくこれは HITA を購入している方なら1セット購入してもいいんじゃないでしょうか。
POD機種とかAIO機種とかの弱点は総じて拡張性がないことだと思うんです。そして、拡張性のなさはそのまま製品への飽きに繋がります。こういった拡張パーツはその製品の幅を増やすことができるものです。
HITA を購入して RBA Coil Kit を購入していないのなら正直買った方がいいと思います。

 気になった方はご一考あれ。

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REEWAPE 510 Adapter for GeekVape AEGIS BOOST