給付金の10万円がもらえてつい欲しかったやつを買ってしまったシリーズ、第2弾です。いや、シリーズもなにも、前回と今回の2つだけなんですけどね。
今回紹介するデバイスは前々から地味に欲しかったもので、いつの間にかめちゃめちゃ好みのカラーが販売されていたので思わず買ってしまいました。
今でこそ【VAPEWORX】さんから色々と提供していただいているのですが、私、普段からマスプロ品しか買わないし使わないので、ちょっと扱いに緊張しています。言ってしまえばそこまで高いものでは無いのかもしれませんが、私からすれば十分に高級品なんです。
まぁ私の金勘定なんてどうでもいい話なので置いといて早速商品レビューに行きましょう。今回も毎度お馴染み【VAPEWORX】さんで購入しました。ほんと、いつもお世話になってます。
dotMod dotAIO Kit
というわけで今回はdotMod (ドットモッド)の dotAIO Kit (ドットエーアイオー)です。お値段は¥12,000(+Tax)。まぁお高い。
このブログでは基本的にマスプロ中心なんですが、今回は特別です。
いやー、Twitterでたまたま見かけて、ティファニーブルーのカラーがめちゃめちゃ綺麗で一目惚れでした。偶然にも店頭でこのカラーはラスト1個だったそうな。ラッキー。
内容物は以下の通り。
内容物 |
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・dotAIO |
・交換用コイル2個 |
・交換用ドリップチップ |
・互換コイル用パーツ |
・Oリング |
・リキッドタンク交換用プラグ |
・リキッド侵入防止用シリコンカバー |
・充電用 USB ケーブル |
・マニュアル |
・シリアルナンバー カード |
・dotMOD ステッカー2枚 |
もう既に箱からカッコいいんだもんな。凄いよこの高級感……。
ドリップチップは最初から本体にくっ付いているのが GOLD ドリップチップ、付属のものがウルテム製のドリップチップになります。GOLDって書いてありましたけど、これは多分金でコーティングされてるってことでいいのかな?
コイルは0.3Ω、0.7Ωのものがそれぞれ1つずつ付属します。どちらもメッシュコイルです。0.3Ωのコイルが初期インストールされていました。
dotAIO
こちらが dotAIO 本体。めちゃめちゃ綺麗ですね。
兎にも角にも塗装が丁寧。dot MOD ってちょっとお高めな価格帯もあって手を出してこなかったのですけど、この発色具合とか全体的な精度の高さを見ると納得できる価格設定なんだなって改めて思いました。
外観だけ見ると情報量の少なさが目立ちます。装飾どころか、タンクすらほとんど見えないのでシンプルさが際立っている感じというか。とにかく、これぞシンプルイズベストって感じです。
カラーバリエーションは“BLACK”“WHITE”“GOLD”“RED”“ROYAL BLUE”“PURPLE”“TIFFANY BLUE”の全7色。
この他、つい最近オールクリアボディのモデルが新たにリリースされましたが、【VAPEWORX】さんでの取り扱いはまだもう少し先になるそうです。
今回私が購入した“TIFFANY BLUE”のカラーは限定販売されているもなので、このカラーが欲しいと思った方はお早めに在庫を探してください。
正面にはパフボタンのみ。これまた緻密なエングレービングが施されています。基本的に本体そのものの情報量が少ない見た目なので、ワンポイントアクセントとして機能しているってことかと。
パフボタンの外周は LED のインジケーターになっていて、出力モードの設定やエラー、充電残量の確認に使用します。
パフボタン側の側面には USB type-C の充電ポートが。ちょっと高級めの MOD って勝手に充電ポートが無いものだと思っていたので安心でした。私は今でも MOD で充電する派の人間なので……。本当にあって良かった。
裏面には金色で dotMod のロゴマークとリキッド残量確認用のスリッドが。どっからどう見てもシンプルイズベストって感じの出で立ちです。
底面にある窪みに爪を引っ掛けてパカっとやると左右両方ともにパネルを外す事ができます。
パフボタン側のパネルを外すと、バッテリーをセットするスペースと小さいボタンが出てきます。
写真だと見にくくて申し訳ないんですけど、4隅と中央に見えるポッチは、多分本来ネジ穴が見えるはずの所で、リキッド侵入防止の為か、シリコンでカバーが付けられています。
電池を入れるスペースにはちゃんと + / − の表記もなされているのでその通りに入れましょう。
電池を入れる際はこのリボンを下に敷いてから入れないと取り出せなくなるのでこちらも要注意。
裏面のパネルを開けるとリキッドタンクが見えます。その下には技適マークやらシリアルナンバーやらが刻印されていて、私のは #103484 でした。こちらにもパフボタン側と同様にシリコンのポッチが貼り付けてあります。
ちなみに付属のドリップチップに付け替えるとこんな感じです。
見た目はちょっとダサいですけど、正直加え心地はこっちの方が断然上ですね。
見た目だけでいえば通常のドリップチップなんですけど、それだとどうしても唇が本体に触れてしまうのがちょっとなー……。
スペック
スペックはこんな感じ。
バッテリー | 18650 バッテリー(別売) |
サイズ | 高さ:73 ㎜ /横:45 ㎜ /奥行:23 ㎜ |
リキッド容量 | 2ml |
ドリップチップ | 510 |
モード | 出力変更のみ4段回 |
対応抵値 | 0.28 Ω~ |
VW 上限 | 35 W |
充電ポート | USB type-C |
POD
こちらが dotAIO の POD というかタンクというか……の部分です。
dotAIO のパフボタン反対側のパネルを外すと出てきます。本体から取り外すときは、タンク上部の出っ張りに爪を引っ掛けて引っ張るだけ。特に固定されている訳ではなく、接点のスプリング圧で単にはまっているだけなので普通に引っ張れば取り外せます。
ドリップチップは本体側に接続されているのでPOD の脱着の際にドリップチップをあらかじめ取り外しておく必要もありません。
リキッドキャパシティは上記の通り2ml です。これはまぁ多くも少なくもなく普通ですよね。
リキッドの注入は側面のシリコン製の蓋を外して行います。
この POD は dotAIO 本体にはめ込んだままでもリキッドチャージできる仕様です。
ただ、POD の形状上リキッドが入った状態でのコイル交換はできない仕様になっています。
サイズ感的に考えても仕方なかったとは思うものの、この点はちょっとマイナス印象。
POD 下部の金属パーツを引っ張るとボトムパーツと一緒にコイルユニットが取り出せます。コイル交換の際はコイルユニットとボトムパーツを取り替えて挿すだけ。こちらも超簡単。引っ張るだけでいいのは本当に楽です。
で、こちらがコイルユニットです。結構縦にでかい印象。0.3Ω のコイルが刺さっていました。交換用として0.7Ω のコイルが別途付属します。写真では撮影しやすいようにボトムパーツを着けたままの状態ですが、このボトムパーツは予備が付属している訳ではないので無くさないように。
エアフローコントロールはボトムパーツに付いていて、無段階で調節可能です。結構固めなので勝手に回っちゃうなんてことは無さそう。ちなみにパネルの裏側にある窪みからエアフローコントロール部分に吸気されていく仕組みになっています。
で、この POD、まさかのノーチラスコイルとの互換性があるんです。付属のコイル延長パーツをノーチラスコイルに噛ませることでこの POD にぴったりはまります。
Aspire のノーチラスコイルといえば、結構昔から美味しいと噂のコイルですね。私は未だに使った事がないのですが、追加でコイルを購入する場合、ノーチラスコイルの方が断然安いし手に入りやすいと思います。
これはひょっとしなくてもすごく便利なんじゃないだろうか。と言うか専用パーツまで付けて他社製品と互換性を持たせるってなかなか見ないものですよね。dotmod 側の余裕みたいなのが見え隠れしている気がしないでも無い……。
使い方
電源の ON / OFF はパフボタンを5回連打。結構通電が早いのでコイル入れ替えてすぐは焦がさないように注意。
パフボタン側のパネルを外すと出て来る設定ボタンを押す事で、出力モードを変更できます。
出力モードはベリーソフト、ソフト、ミディアム、ストロングの4種類。設定ボタンを押すたびに順番で変割っていく仕様で、パフボタンの外周が 1/4 発光でベリーソフト、全部発光でストロングって感じで確認できます。
MOD 側でコイルの抵抗値を読み取って、自動で出力を算出してくれる感じです。便利。
おまけに定電圧なのでバッテリー残量の低下と共に出力が落ちることはありません。
どの抵抗値帯でも4パターンずつ出力が設定されているので、このコイルを使うからこのモードで、って感じじゃないです。MTL コイルでストロングを設定してもちゃんと美味しく吸えます。
また、初期設定ではドライバーンプロテクションがオンになっています。この機能結構敏感に働いてくれて便利なんですけど、焦ったいと感じたら、本体の電源が入っている状態で設定ボタンを長押しすることでオフにできます。パフボタンの外周が黄色2回点滅が変更の合図。
吸ってみる
と言うわけで吸ってみましょうかね。
今回は初期インストールされている 0.3Ω のコイルではなくて、付属の 0.7Ω のコイルを使ってみます。ただ私が MTL 派というだけなので他意はありません。
まずはベリーソフトで。
抵抗値高めのメッシュコイルってあんまり経験ないんですけど、結構あっさりというか、乾いた感じの味って感じですね。なんかプルームテックみたいな喉越しです。まぁあくまでミストの感じ方が、って話なので、もちろんプルームテックなんかより断然美味しいですけどね。
続いてストロングで。
お、結構目に見えてミストの量が増えました。それと共にちゃんと味も濃くなってますね。ちゃんとメッシュコイル特有のあの感じも出ています。素直に美味しいです。
総評
というわけで dotMod dotAIO Kit のご紹介でした。
全体的にシンプルかつユーザーライクな考えの元に作られていることが各所から見て取れる、とても満足できる逸品だと感じます。
見た目の高級感で所有欲を満たしてくれるのはもちろんのこと、ノーチラスコイルが使えたり、そもそもコイル交換がとても楽だったりと使い勝手の面でもしっかりと考えているような印象を受けました。
最近の POD 機種ならもはや恒例と化している RBA キットやカラータンク、カスタムパネル等のカスタムパーツが多数販売されています。いやー、商品展開すごい。dotMod は dotAIO が人気になることを最初から見越していたかのような展開の仕方ですね。脱帽します。
ユーザー側からするとオリジナリティが出しやすいし、何よりこういった見た目を変更できるパーツが、公式から販売されているってことで安心して購入できますしね。
高級感たっぷりで、ちゃんと使いやすい AIO 機種をお探しの方、ご一考あれ。
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