涼しくなって来たので最近趣味の散歩が捗ります。やっぱりこのくらいの気温が歩いていて1番気持ちいです。
ところで、前回紹介した ANANI V2 MTL RTA を購入した際に、DL アトマイザーをご提供いただいていたので、レビューしてみようと思います。
【VAPEWORX】さんからいただきました。ありがとうございます。
AUGVAPE DRUGA 2 RDA
今回は AUGVAPE (オーグベイプ) DRUGA 2 RDA (ドルーガ 2) のご紹介。お値段は¥3,500 (+Tax) 。
その名の通り、前作にあたる DRUGA RDA のバージョンアップ機になるのですが、例の如くDRUGA RDA は持っていないので前作との比較はカタログスペック上になってしまいます。ご了承ください。
内容物はこんな感じ。
内容物 |
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DRUGA 2 RDA 本体 |
BF ピン |
イモネジ / O リング |
簡易マニュアル |
思ったより何も入ってませんでした。イモネジはデッキの分解用の物のスペアです。
スペックはこんな感じ。
サイズ | 24 mm × 39 mm |
エアフロー | サイドエアフロー |
ドリップチップ | 810 |
外観
外観です。
結構シンプルに纏まっている印象を受けます。キャップ側には D の文字を2つ重ねた模様が刻印してありました。
カラーバリエーションは “Stainless Steel” “Aluminium Red” “Matt Gunmetal” “Matt Black” “Blue” “Green” “Purple” の計7色。今回は “Matt Gunmetal” を頂きました。
構成パーツは、ドリップチップ、トップパーツ、キャップ、デッキの4パーツ。
ドリップチップはワイドボアものもが付いています。前作である DRUGA RDA には 510 接続のアダプターも付属していたみたいなんですが、今回は特に付属品はありません。爆煙機として割り切ったってことなんでしょうか。
トップパーツは、キャップの内側で回転してエアフローの調節が可能です。
エアフローは対角に6個ずつ、合計12個の穴があいていて、どちらも同じ段階で調節します。片側のホールだけ開けることはできない仕様です。
完全にデュアルコイル前提で設計されています。
キャップの淵と、デッキの淵には凹凸が切ってあるので、空回りもしないようになっています。
デッキ
デッキです。
巨大な2本のポールが目をひく、2ポールデッキ。デュアルコイル前提です。
最大の特徴はココ。
ポールの先端にローレット処理が施してあって、指で回せます。
つまり、ドライバーの類がなくてもビルドできちゃう訳です。
一応ポールの先端には+型に溝が彫ってあるのでドライバーでも回せます。メーカー的には+ドライバーで回すのではなく、−ドライバーで回してくださいとのこと。
このアトマイザー、実は見た目よりウェルが深いです。6mm もあるそうな。BF ピンも付属するので、スコンカーで運用するのもアリですね。
ビルド
本当は極太のフューズドクラプトンワイヤーとかでビルドするのがこのアトマイザーの正解なことは分かっているのですが、手元にないものはしょうがない……。ということで単線で組んでいきます。
コイル面積が欲しかったので、今回はカンタルワイヤーの22G 、内径3mm の8巻。0.3 Ω 狙いで組んでます。コイル位置はジグをデッキの淵に置いた時の高さくらいに調整しました。
このデッキで単線ワイヤー滅茶苦茶組みにくいです。デッキにはめる前にいい感じにコイルの足を曲げていないと、うまくセットできないんですよね。そもそも2ポールデッキを組むこと自体久しぶりな上に、結構苦手なんですが、コイル通す穴が広すぎることもあって位置が結構ズレちゃうんですよね……。
吸ってみる
それでは、実際に吸っていきます。
まずはエアフロー全開で。
あー、これはエアーの流入量に負けてます。ミスト量の割に味を感じないです。
続いて、エアホールの上側を塞いだ状態で。
元々切削制度が良いので、ドローの感じも結構変わりますね。ちょうど私好みのドローの重さに変わりました。
味に関しても、ミスト量とエアー量のバランスがいい感じで、美味しいです。ただ全体的にちょっと大味な印象。リキッドの1番強い風味がドカンッと出てくるイメージです。
ドローの重さは、エアフローを弄ると素直に変わってくれますね。最近は MTL の RTA ばかり使っていたので、DL アトマイザー特有のエアフローの自由度にびっくりします。
あ、因みに全閉にすると吸えなくなります。
ポールが大きくて背が高いためなのか、スピットバックをほとんど感じないんです。この手のアトマイザーだとどうしてもスピットバックを感じてしまうものだと思っていたので、ちょっとビックリしました。
総評
と言うわけで、AUGVAPE DRUGA 2 RDA のご紹介でした。
もう、まごうことなき爆煙アトマイザーです。このアトマイザーの真価を発揮するためには、やっぱりクラプトンワイヤーででっかいコイルを使うことがほぼ必須になってくると思います。
ただそういったセッティングだとどうしても抵抗値が低くなるので、デュアルバッテリーの MOD とか 21700 サイズのバッテリーが入る MOD とかを用意した方が良さそうですね。
とはいえ、単線でも十分に対応できるエアフローの調整幅を持つアトマイザーなので、その気になれば単線運用でも問題なく活躍できると思います。
惜しむらくは、シングルで組んだ時用のエアフローの調節位置が無いことくらいでしょうか。 これだけしっかりエアフローコントロールが効くならシングルビルドでも美味しそうな気もするんですよねぇ。
それでも昨今爆煙系のアトマイザーの新作ってそんなに多くないですし、価格帯も手頃なので全然選択肢には入ってくると思います。
といった感じで、今時珍しいくらいの最強爆煙アトマイザー、お探しの方はご一考あれ。
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