気がつけばもう11月も末。そろそろ1年が終わろうとしています。ハイリクの送料無料キャンペーンもいつの間にか終わってしまって買いそびれたことに今気がつきました。……とても悲しい。
さて、気を取り直して今回は私の大好物。内蔵バッテリーの小型テクニカル MOD をいつもの【VAPEWORX】さんで買ってきました。今回の MOD は老舗デバイスメーカーの Eleaf からのリリース。小型テクニカル MOD 界の Pico 誕生なるのか、早速レビュー、行ってみましょう。
Eleaf iStick S80 Mod
というわけで今回は Eleaf (イーリーフ) iStick S80 Mod (アイスティックS80) のご紹介。お値段は¥5,000 (+Tax)。
いやーまたまた来ましたよ、内蔵バッテリーの小型テクニカル MOD 。POD 型 VAPE の流行からMTL RTA の波が来ているので、この調子で小型のテクニカル MOD も、もっとバリエーション出てきて欲しいと思うばかりです。小さいは正義!!
内容物は以下の通り。
内容物 |
---|
・ iStick S80 Mod 本体 |
・充電用 USB ケーブル |
・マニュアル |
・WARRANTY カード |
・正規品判定用シート |
外観
外観です。
ちっちゃい割にずっしりきます。良い重さって感じ。
カラーバリエーションは、“Silver” “Glossy Gunmetal” “Matte Gunmetal” “Rose Gold” “Red” “Blue” の計6色になります。今回購入したのは、“Silver” カラーのものになります。
上面は510のポートが。ポートは本体中央に付いていて、且つ横幅が 25mm 以上あるので、アトマイザーのサイズを考慮しなくても良いようになってます。
端っこにはストラップホールが。ネックストラップとか付けて首からぶら下げるイメージなんでしょうか?結構しっかり重いので、首が疲れそうなイメージが……。普通にキーホルダーとかを付けて可愛い感じに、みたいな使い方の方が良さそうです。
正面にはパフボタン、液晶、+ / – ボタン、充電ポートが。パフボタンは斜めにカーブがかかっていて押しやすいようになってます。
液晶はカラー表示になっていてました。液晶の視認性に関しては、ちょっと暗い気もしますが、結構くっきりしていて見やすいと思います。
側面には蛇がらみたいなエングレービングが施されています。底面に向かって少し太くなるようになっているのですが、これは転倒防止ですかね。
裏面は中心が窪んだデザインになっていて、 iStick S80 の刻印がありました。
底面はベントホールとネジのみ。そういえばこの MOD 、底にしかネジ穴が無いんですよね。スコンカー MOD でも無い限り、上面にネジ穴が無い MOD は、私の知る限りこの MOD だけでした。最初に見た時なんかスッキリしてるな、と思った理由は多分これ。
最後に COOLFIRE Z50 、 TARGET MINI Ⅱ とのサイズ比較画像です。
背の高さ的には、1番背が低いのが TARGET MINI Ⅱ 、1番背が高いのが COOLFIRE Z50 。
重さについては、秤等が手元にないので体感で申し訳ないのですが、1番軽いのがTARGET MINI Ⅱ 、1番重いのが iStick S80 です。
写真では微妙な感じもしますが、液晶の明るさ比較はこんな感じ。
スペック
スペックはこんな感じ。
バッテリー | 1,800 mAh (内蔵バッテリー) |
サイズ | 高さ : 67.6 mm / 横 : 33.5 mm / 幅 : 25.7 mm |
モード | VW , smartmode |
対応抵値 | 0.1 Ω ~ 3.5 Ω |
VW 上下限 | 1 W 〜 80 W |
充電ポート | USB Type-C |
対応充電出力 | 2 A (急速充電) |
内蔵バッテリー MOD ということで、かなりシンプルな作りになってます。
バッテリー容量が 1,800 mAh しかないのに最大 80 W も要るのか?という疑問がないでもないですが、どっちかと言うとこの手の MOD ってリキッドの試飲用とか入門用の1台としての購入を想定してあると思うので、逆に高出力までこなせるのはメリットなのかな。
基本的な抵抗値帯をこの1台でカバーできるので、私個人的にはショップに持っていくテスターとして結構出番ありそうです。
逆に、実用的に普段使いするならそんなに出力かけるアトマイザー乗せることは無いでしょうし、そこまで気にすることではないのかと。
あとは急速受電できるのも結構良いです。バッテリー容量の少なさを充電速度の速さでカバーできています。これまでこのブログで紹介してきた小型テクニカル MOD は全て通常の micro USB だったので、そこでも差別化できるのかなと。
使い方
いつも通りパフボタン5クリックで電源の ON / OFF 。
3クリックで + / – ボタンのロックです。
+ / – ボタンの同時押しでメニュー画面へ移行。基本的にパワーモードのみの搭載なのでモード切り替えはありません。液晶カラーの変更とかパフカウンターのリセット等がここから行えます。
スマートモードの ON / OFF もメニュー画面から選択できます。
ところでこのスマートモードなんですけど、どうやら乗せたアトマイザーに搭載されているコイルの抵抗値から、最適な出力を自動で算出して設定してくれるモードみたいです。
セミメカ MOD っぽい感じではありますが、スマートモード状態でも + / – ボタンは効きます。なので、そこからさらに自分で出力の設定も可能です。
初めてテクニカル MOD を使う人がどれくらいの出力で吸えばいいか分からない、というのは初心者あるあるですから、MOD 側で推奨出力を設定してくれるのは結構実用的なんじゃ無いかと思います。
液晶画面の情報量はテクニカル MOD としては大人しめな印象を受けますが、スマートモードのおかげで自動的に出力が決まるのでそこまで気になりませんでした。
総評
というわけで、Eleaf iStick S80 Mod のご紹介でした。
いやー、最近小型のテクニカル MOD が続々リリースされて私的には大満足。どんどん増えていってほしいところです。いいぞもっとやれ。
この MOD はまさしく最初の1台目になれるように、と設計されたものなのかなというのが私の所感です。
内蔵バッテリーという手軽さ、アトマイザーを選ばない幅の絶妙さや、そもそもの本体サイズの小ささに始まり、出力レンジの広さ、自動設定で最適な出力をかけてくれるスマートモードと言った感じで、私自身がVAPEを始めた当時に有れば便利だったろうなって機能が盛り沢山です。
惜しむらくはバッテリー容量の少なさですが、これは小型テクニカル MOD の宿命なので、先述の通り充電速度でカバーしましょう。
というわけで、テクニカル MOD 最初の1台をお探しの方、ご一考あれ。
VAPEWORX さんの通販サイトはこちら