限定。なんで人間ってこの言葉に弱いんですかね……。いつものように【VAPEWORX】さんに顔を出して、つい手に取ったが最後。他のリキッド買う予定だったのに、限定 1,000 個という言葉に引かれてつい買ってしまった……。 

と言うことで早速レビューして行きます。

リキッド紹介

今回は、C.M.B. (小江戸工房・MK Lab・バンディットジュース) COLLABORATION 2020 (コラボレーション2020)。お値段は¥2,700 (+Tax) 。その名の通り、リキッドメーカー3ブランドのコラボレーションパッケージになってます。

コラボリキッドを作成している訳ではなく、各社のオリジナルリキッドと添加剤が計3本入っている商品になります。その点お間違え無いよう。 

 何はともあれ、とりあえず【VAPEWORX】さんのショッピングサイトで説明文を見てみましょう。

小江戸工房・MK Lab・バンディットジュースの 3 ブランドがコラボしたスペシャルパッケージ、COLLABORATION 2020。
各ブランドのリキッドが入ったシリアルカード付 1000 セット限定のパッケージです。 

小江戸工房の、マンゴーシトラスミックス。 

MK Lab の、ミックスジュースの青短。 

バンディットジュースの、フルーツブースター。 

これら 3 本がセットの商品になります。

とのこと。

この内、BANDITO JUICE フルーツブースターが添加剤になります。コイツを混ぜるとフルーツ系のリキッドの味が濃くになるのだとか。で、それ以外の2本が普通のリキッドです。どちらもフルーツ系なので、添加して吸ってくれって事なんでしょう。 

そしてなんとこの2種のリキッドはそれぞれが新作で、それもまだ発売前のリキッドになります。 

因みに……フルーツブースターの添加目安は、10 ml に対し3滴程度だそうです。RTAにリキッド込めた上で1滴滴下すると丁度いい感じになるんだとか。 

 ところで MK Lab の青短って読み方は“あおたん”でいいんですかね?ボトルには Blue Label って書いてあるんですけど……。

 

それぞれのリキッドの詳細情報はこちら。

小江戸公房:マンゴーシトラスミックス

産地 日本
容量 15 ml
PG : VG 表記なし

MK Lab :青短

産地 日本
容量 15 ml
PG : VG 40:60

BANDITO JUICE :フルーツブースター

産地 マレーシア
容量 10 ml
PG : VG 表記なし

香り

マンゴーシトラスミックス
生のマンゴーってよりかはマンゴープリンに近いような香り。シトラスミックスってことはシトラスっぽい香りがあるのかと思ってたんですけど、そんな感じはしませんでした。 

 青短
これはまごうこと無きミックスジュース。具体的に言うならみっくちゅじゅーちゅ。あれです。飲んだことない人は美味しいので是非。 

 フルーツブースター
無臭。なんの匂いもしないです。これ本当に混ぜると味濃くなるんかな?

それでは吸っていきます。 

最初はマンゴーシトラスミックスから。
先ずは低抵抗で吸います。 

仄かな清涼感を感じます。ちゃんとシトラスミックスって味よりも清涼感の方のシトラス感だったんですね。味はちょっと若めのマンゴーです。匂い嗅いだ時のマンゴープリン感はあんまり無くて、普通のシンプルマンゴーです。 

 続いて高抵抗で吸っていきます。 

マンゴーの青さが増しました。甘味が抑え目になってよりマンゴーの風味が繊細にわかる感じというか。これはこれで美味しいんですけど、個人的にはて低抵抗で吸う方が甘味が強くて好きですね。 

それでは、そのままフルーツブースターを添加して吸ってみます。リキッド容量が 15 ml で既に若干吸ってあるので、添加量は4滴にします。 

先ずは低抵抗で。 

お?確かに気持ち濃くなった気がします。ただ期待してたほどには変わってない気もします。 

高抵抗でも吸っていきます。
おお、こっちは結構実感できるくらいには変わりますね。しっかり味が濃くなってます。具体的には添加する前のこのリキッドを低抵抗で吸った時位にまで甘さが増しています。 

 続いて青短
こちらも低抵抗から吸ってみます。 

強めのメンソールがガツンときた後からザ・ミックスジュースって感じの風味が広がります。Koi-Koi シリーズのリキッドって甘ったるいイメージがあったんですけど、このリキッドは全然そんな事ないです。味そのものはマッタリと濃い甘さなんですが、メンソールのおかげで結構あっさり吸えます。ミックスジュースのフレーバーが気持ち薄めなのもその一端を担っているのかと。 

 続いて高抵抗で。 

このリキッドはあれですね。以前レビューした CHRONIC JUICE の LYCHEE と同じタイプの、抵抗値の変化で味の変化の少ないのリキッドです。爆煙セッテイングの時の味のまま、煙量が少なくなったって感じ。その分若干味は薄く感じるんですが、メンソール感が強くなりました。 

 ではまたフルーツブースターを添加して吸ってみます。
先ずは低抵抗で。 

うおっ!!メンソールが更に数段キツくなりました。メンソールへの耐性がない人は咽せるだろうなって位にまでキツくなりました。そして明確に味が濃くなりました。先に吸ったマンゴーシトラスミックスはそこまでの変化がなかったので、リキッドによって変化には差があるんでしょうか。 

 続いて高抵抗で。 

こちらでも同様にしっかり濃くなってます。

今回吸った2本のリキッドのどちらにも言える事なんですが、少なくともフルーツブースターを滴下した後の方が美味しくなっています。フルーツブースター自体は単体でも購入できるものですし、これはいろんなリキッドに試してみたくなりますね。

総評

というわけで、C.M.B. COLLABORATION 2020 の Caramel Apple のご紹介でした。 

正直、普段 60 ml ボトルのリキッドを買っている身からすると割高感は否め無いんですが、まだ発売前のリキッドを試せるのなら悪い買い物じゃないのかな、と。 

MK lab 、小江戸工房の各公式サイトで容量の同じリキッドの価格を見てみると、どちらも¥1,100 でした。フルーツブースターの価格が¥1,000 なので、青短、マンゴーシトラスミックスが正式に販売されて価格も同一だと仮定すると、個別に買うなら占めて¥3,200 。そう思うと実はコレ結構安いんですよね。 

 そういった諸々のメリットを考えると、意外とお得なセットなのかなと思います。リキッドの味も万人受けしそうなものが選ばれていますし、限定 1,000 セットしか世に出回って無いものですからね。シリアルカードも付いてますし。 

 そんな感じで、数量限定の超大手リキッドメーカーのコラボレーションパッケージ、気になった方はご一考あれ。

C.M.B. COLLABORATION 2020