最近 dotAIO って人気なんですかね?発売されてから結構経つと思うんですけど、SNSで未だによく見かけます。いやまぁ、実際既製品のコイル美味しいし、ノーチラスコイル使えるし、カスタムパーツ豊富にあるしで人気出るのは分かるんですけど、皆さん普段どうやって運用してるんでしょうか。

というのも、純正のコイルって高いと思いません?いや、価格に見合ってちゃんと美味しいのは重々承知してるんですが、消耗品として月に 2,000 円持ってかれるのは僕のお財布事情的に厳しいものが……。
いやでも dotAIO は気に入ってるし、普段使いしたい!なんとかローコストで運用できないものか。

色々考えた結果、多少のイニシャルコストでランニングコストを抑えるのは節約の基本、と言うことで買ってきました RBA キット。ノーチラスコイルでの運用も考えたんですけど、結局自分で巻いちゃった方が安く済むのかなと。

ちょうど、と言うかかなり前ですけど【VAPEWORX】さんにも再入荷してましたし。
早速開封してレビュー行ってみましょう。

dotMod dotAIO RBA

と言うわけで、今回は dotMod (ドットモッド) dotAIO (ドットAIO) RBA のご紹介です。お値段は¥4,000 (+Tax) 。正直カスタムパーツに 4,000 円は高いかなって思ってたんですが、冷静に考えたら RTA を1つ買うのと実質的には同じと思えば損ではないのかなと。

 dotAIO って人気商品なので社外品の RBA ユニットって何種類か出てるんですけど、どれもすごく高いんですよね。私が知っているのはどれも1万円は超えてくるものばかり。ならコレ買うわって感じで購入しました。コスト抑えたくて購入しているので、そもそもこれ以上高い物は買いたくないですしね。

 

内容物はこんな感じ。

内容物
RBA ユニット 本体
交換用タンク
ビルド用510接続パーツ
イモネジ
六角レンチ
パッキン / O リング
マニュアル

外観

外観です。

ぱっと見は dotAIO のタンクと遜色ないです。ってまぁコイルユニットが変更されただけですから、そんな大胆に変わられても困るんですけどね。 

 カラーバリエーションとかも特になく、RBA キットに付属するタンクは無色透明のものになります。カラー付きのタンクは別口で販売されているので、色変えたいならそっち買えってことなんでしょう。

正直、タンク部分はカバーで覆われていて普段は見えないので、リキッド残量の視認性重視で良いんじゃないだろうか、なんて思ってるのは私だけなのでしょうか? 

 RBA ユニットは、通常のコイルユニットと同様にタンクと固定されている訳ではないので、エアフローの部分を引っ張るとそのまま抜けます
 

RBA ユニットを分解すると、チムニー、デッキ、エアフローパーツの計4パーツから構成されていることが分かります。後述しますが、とにかくデッキちっちぇ……。

 

チムニーパーツは結構長いんですが、直径がとても小さいので結構内部体積は狭いです。そもそもデッキパーツが長いので被せると結構ドリップチップからコイルまでは近くなりそう。 

 エアフローパーツは段々小さくなる穴が4個付いていて、無段階で調節できます。元のクリアロタンクに付いていたエアフローパーツは大きい穴が1つ空いていて調節する仕組みでしたが、4個の穴を1つずつ塞いでいく方式になりました。 

これは多分デッキが小さいこともあってあんまり攻めた抵抗値のビルドが出来ないだろうからってことで、エアフローをちょっとキツめに設計してあるんだと思います。違ったらごめんなさい。 

 付属の510アダプターは、エアフローパーツを取り外してテクニカル MOD ないし Ω メーターに取り付けます。この状態でもチムニーパーツを取り付けられるので、通電チェックまでできちゃいます。

デッキ

デッキです。

出たな縦組み。事前に足を切っておくタイプのデッキって微調整し辛いからあんまり好みではないんですよね……。 

 イモネジは極小の六角ネジになっていて、付属の六角レンチを使ってコイルを固定します。気を抜くとすぐナメそうなので結構デリケートに扱わないとです。 

 エアーの出口はコイルの中心の真下。
コットンホールは結構デカいです。わりかし詰めてウイッキングしないとすぐジュルりそう。

ビルド

説明書には、カンタルの24G を内径2.5mm で4〜6ラップ、デッキから1mm 程度は浮かすように。みたいな感じに説明されていたんですが、コットンホールがちょっとデカいんで、内径のみ3mm にして5ラップ半、0.5 Ω 後半〜0.6 Ω くらいを狙って組んでみました。 

 ビルドした感触は、小さいってこと以外には特に難しいと思うようなことは無いです。イモネジの舐め具合を気にしつつ設置していけば意外と簡単でした。 

 コットンは普段 RTAを組む時と同じくらいの詰め具合で。リキッドで全体的に濡らしてから整形してチムニーパーツを絞めれば完成です。

吸ってみる

それでは吸って行きます。 

お。これいい。美味しいですよこれ
チムニーのが細長い所為も有るのか無いのか、ミストの登り方が真っ直ぐストレートな感じがします。

クリアロコイルっぽいというか、RTA みたいな感じとはまた違って面白い。 

ドローの具合は純正のエアフローパーツよりも多少重くなっています。まぁ全閉でも吸えちゃうんですけどね。

総評

と言うわけで、dotMod の dotAIO RBA のご紹介でした。
dotAIO のコイルが5個セットで税抜 2,000 円、対するこのRBAキットはずっと使えて税抜き 4,000 円なので、コストパフォーマンスは高いです。なんたってコイル10個分で買えちゃう訳ですからね。

コストパフォーマンスを取るか、手間を取るか。結局はこの2択です。

味に関しては、抵抗値が自由に変えられる分、既製品のコイルとどっちが美味しいかなんて簡単には言えません、がしかし、十分純正コイルに肩を並べられるくらいには美味しいと思います。 

 欠点を挙げるなら、ビルドする時に必ず手が汚れることと、タンクの中のリキッドをどうにかしてからじゃないとビルドし直せないことですかね。まぁどちらも POD 型の RBA ユニットには付き物の問題です。 

 そんなわけで、ちゃんと美味しくランニングコストを抑えたい方は、ご一考あれ。

dotMod dotAIO RBA