いつの間にかもう年の暮れ。今年最後ということで、つい買ってしまいました……。いやー、ぱっと見でかっこ良かったからつい、ね。というわけで今回はテクニカル MOD のご紹介です。
購入元はいつも通り【VAPEWORX】さんになります。それでは早速レビューいきたいと思います。
aspire Paradox designed by NONAME
というわけで今回は aspire (アスパイアー) Paradox designed by NONAME (パラドックス) のご紹介。お値段は¥8,500 (+Tax)。
またまた aspire 。最近勢い付いてる感じしますね。今回も MIXX の時と同様にハイエンドメーカーの NONAME mods とのコラボ商品になります。
因みになんですが、 NONAME mods の商品に SAUDADE って MOD があるんですけど、今回の Paradox はそれにすごく似てます。流石に自社の商品ではあるので、意図してデザインしてあるんだとは思うのですが……。廉価版的なイメージなんでしょうか。
内容物は以下の通り。
内容物 |
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・ Paradox mod 本体 |
・充電用 USB ケーブル |
・マニュアル |
・ステッカー |
外観
外観です。ぱっと見でわかる「他とは違う」高級感。とてもじゃないけどテクニカル MOD って見た目じゃ無いですよね。液晶やボタン類が一切見えないので、メカ MOD って言われても違和感無いです。
カラーバリエーションは “Dark Knight” “Quick Silver” “Orion Silver” の3色がラインナップ。 “Quick Silver” と “Orion Silver” の違いが画像だとちょっと分かりにくいかも。
言葉で説明するのもちょっと難しいんですが、本体色が若干色の付いたシルバーかつグリップのラバーがモスグリーンのものが “Orion Silver” 。本体色がシンプルなシルバーカラーかつラバーが濃紺のものが “Quick Silver” になります。今回私が購入したのは “Quick Silver” です。
本体上部には 510 接続のポートが。注目すべきはビスの位置。アトマイザーの受け皿部分のみにビス留めされているというか。この MOD 実は底面以外が一体成形になっているので、ビス穴が無いんです。外見で確認できるビス穴は、アトマイザーを付けてしまえば底面に数カ所あるだけ。多分先述した高級感ってところの所以はこれかと。
MOD 正面はパフボタン兼カバーが。ネオジウム磁石2箇所で固定されていて、高所から落とすとかしなければ早々外れなさそう。
カバーを外すとこんな感じ。
一般的なテクニカル MOD と同じように上からパフボタン、液晶、+ / – ボタンが。充電ポートもここに設置されてます。
パフボタンは意外にもしっかりエングレービングが施されてました。基本的に表に出てこないところまでしっかり手を抜かない。さすがハイエンドメーカー……。
側面はこんな感じ。上下にロゴマークが刻印されてます。なんだかKOROMA−R を思い出すシェイプしてますが、結局この形が1番持ちやすいまであります。
後ろ側はちょっとラバーチックになってます。滑り止めの凹凸も入っていて、握り心地も丁度いいです。にしてもここの素材なんなんだろ……。
底面はバッテリーのポートが。くり抜かれてるタイプの蓋でした。碇みたいな蓋の形はちょっと回しにくいです。何か意味ある形なんでしょうか。
スペック
スペックはこんな感じ。
バッテリー | 18650 バッテリー (別売) |
サイズ | 高さ : 74 mm / 横 : 42 mm / 幅 : 27 mm |
モード | VW , VV , Bypass |
対応抵値 | 0.1 Ω ~ 3.5 Ω |
VW 上限 | 75 W |
充電ポート | USB Type-C |
横幅が 27 mm あるのはいいですね。縦長デザインのMOD なので、デカいアトマイザー乗っけても違和感がなさそう。
モード選択は最低限といった感じです。基本的に操作ボタンは全て隠れているので、このくらいが逆にベストなんじゃないかと思います。
使い方
では使い方をば。
パフボタン5クリックで電源 ON 。電源が入っている状態でパフボタン5クリックでボタンロック、そこからパフボタン長押しで電源 OFF です。
パフボタン3クリックでスクリーン ON / OFF 。スクリーンが消えるだけなのでパフ自体は効きます。+ / – ボタンは効かないようになってました。
パフボタンと + ボタンの同時押しでモード変更。VW → VV → Bypassの順に変更されていく式です。
パフボタンと – ボタンの同時押しでボタンのロック。パフボタンのみ効く状態になります。
+ / – ボタンを同時押しで display the current output value って説明書に表記されているのですが、具体的に何がどうなるのかはよくわかりませんでした。なにこれ。
この辺の細かい設定は1度セッティングしてしまえば暫く触らなくてもいいっちゃいい所なので、カバーで塞いじゃっても構わないんでしょう。Paradox mod のカバーってテクニカル MOD の、慣れてくると殆ど出力弄らなくなるっていう VAPE あるあるを逆手にとった設計でもあるんだと思います。
総評
というわけで、aspire Paradox designed by NONAME のご紹介でした。
デザインに惚れて購入に至ったんですが、いやー大満足です。完全にデザイン重視の MOD かと思いきや、その実結構使いやすい MOD でした。何より VV モードがついているのがいいですね。定電圧で使えるので安心してカバーを付けておけます。
事実、このカバーのおかげで本来通常のボタンタイプのパフスイッチが、握り込むだけで押し込めます。グリップパフ方式の MOD ってどの方向から握っても確実にパフできるのが1番のメリットだと思うんです。これ大したこと無いと思いがちですが、実際使ってみると、手放せなく成る程には便利な機能です。
欠点を挙げるなら、充電ポートが盛り上がっているため、+ / – ボタンが押しにくいことくらいでしょうか。あとは MOD で充電する派の人や、頻繁にセッティングをいじる人にとっては、ボタンカバーそのものが邪魔になってしまうこともありそうです。こればっかりは MOD のコンセプト的に仕方のないことなので、他の MOD を購入する方がいいと思います。
逆に言えばそれ以外の人にはちゃんとオススメできる MOD だと思います。価格以上の満足感は保証できるかと。
てなわけで、メカ MOD ライクな使いやすいテクニカル MOD をお探しの方、ご一考あれ。
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aspire Paradox designed by NONAME