今回はちょっとご無沙汰の MTL RTA 。つい先日もレビューしたあの HELLVAPE がなんと MTL 系統のアトマイザーが。期待半分、好奇心で買ってきたので、早速レビュー、行ってみまよう。購入元は【VAPEWORX】さんです。
Table of Contents
HELLVAPE VERTEX MTL RTA
というわけで今回ご紹介するのは HELLVAPE (ヘルベイプ) VERTEX MTL RTA (バーテックス MTL RTA) 。価格は¥3,500 (+Tax)。
VERTEX は頂点とか頂上とか、1番上って意味らしいです。HELLVAPE といえば結構物騒なネーミングのイメージでしたが、ちょっと路線変更したんですかね。
少なくとも国内では DL アトマイザーのイメージが強いメーカーですし、なんなら MTL アトマイザーを出すってのも意外っちゃ意外。
内容物はこんな感じ。
内容物 |
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VERTEX MTL RTA 本体 |
交換用ガラスタンク |
交換用チャンバー |
コイル 2種 |
– ドライバー |
コットン |
チャンバー取り外し用プレート |
イモネジ / O リング / シリコンキャップ |
マニュアル |
スペックはこんな感じ。
サイズ | 22 mm × 53 mm (2 ml) 58 mm (3.5 ml) |
タンク容量 | 2 ml / 3.5 ml |
エアフロー | ボトムエアフロー |
リキッドチャージ | トップフィル |
ドリップチップ | 510 |
外観
外観です。
結構正当派な RTA といった出立ち。コンパクトに纏まっている印象です。
カラーバリエーションは “MATTE BLACK” “SS” “GUNMETAL” “BLACK GOLDD” の全4色。最近は原色カラーとか虹色とか歯出さない方針なんですかね。今回購入したのは “MATTE BLACK” カラーのものになります。
パーツ点数はドリップチップ、ドリップチップベース、トップキャップ、チムニー、固定用ネジ、チャンバー、ガラスチューブ、デッキ、エアフローパーツの計9点。結構細かく分解できます。
チムニーとチャンバーはネジで固定されているので、付属のネジ外しを使って取り外します。
付属のガラスキャップとチャンバーを取り付けることで、リキッド容量を 2 ml → 3.5 ml に拡張できます。ちょっと背は高くなりますけどね。
トップキャップは裏側が全面シリコンで覆われていて、ねじ込むことで密閉するタイプ。この手のアトマイザーってなんとなく内圧で漏れそうな気がするんですが、実際のところどうなんでしょうか。
ただ一つ言えるのはリモネンが入っているスッパイ系のリキッドは非対応だということ。シリコン溶けかねませんからね。
エアーの流入はデッキ下部のここから。エアフローリングは一段背が高くなっているので、割と回しやすい部類でした。
エアホールは1つ穴が5個と幅広の横穴が1個の計6段階で調節できます。
デッキ
デッキです。
最近見ない感じの2ポールデッキ。MTL 機なので当たり前ですが、シングルコイルのデッキです。このタイプ結構組みやすくて好きなんですけど、意外と RTA でってなると少ない印象。
この VERTEX MTL RTA の最大の特徴がここ。ターンテーブルの如く、エアーの出口を3種類選択できます。
小さい穴1個、3個、横長の穴、っていう言ってしまうとよくあるタイプではあるんですが、パーツ交換を伴わないので煩わしさは皆無。
まぁ結局ビルドした後にはほぼ弄れなそうな所は他の RTA と同じなんでけどね。
ビルド
今回は付属のコイルを使います。決して手持ちのワイヤーが切れたからとかそういう訳ではありません。
使用するのはカンタル 28 G の内径 2.5 mm 、6 巻のもの。MOD 読みで 0.96 Ω でした。
エアーの出口は穴3個の状態に、コイル位置はギリギリまで下げてみました。ジグポストというかガイドが無いデッキのビルドは久々だったんですが、問題なく組めますね。コイルポストの位置が高いので、コイルの高さを調節しやすいのもいい感じです。
コットンホールは割と面積が少なめなのでウイッグの量はちょっと少なめにしてます。
吸ってみる
まずはドローチェック。
横穴の状態だと軽めの MTL 。1番小さい穴だと無茶苦茶重くなります。中間サイズの穴も差異は感じるので、エアフローは大分優秀かと。
時に関しては、甘味よりも風味が強調される感じ。OREGON VAPOR E-Liquid の Caramel Apple を入れてみたんですけど、甘さ控えめになってキャラメルの苦味みたいなのがしっかり出てきてる感じです。
総評
と言うわけで、HELLVAPE VERTEX MTL RTA のご紹介でした。
正直 DL が強いメーカーの MTL RTA だったので、そこまでの期待はなかったんですが、いい意味で裏切られました。ここまでしっかり絞れる RTA ってだけで個人的には高評価。味に関してもそこまでの不満も特になく美味しいですし。
DL 系アトマイザーで人気のメーカーの MTL RTA という似たような立ち位置の RTA として、wotofo の COG MTL RTA があるんですが、後発ということもあって今買うなら断然こっちかと
というわけで、無茶苦茶しぼれる激重ドローの MTL RTA 、ご所望の方はご一考あれ。
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