RDA が欲しい。そう考えた我々はジャングルの奥地へと向かった……。
はい。今回は RDA のご紹介。
なんだかんだ RTA ばかり使っている私ですが、たまには RDA が使いたくなってくるというか。そんな周期が来たので、なんかないかなといつもの【VAPEWORX】さんで物色していたら、ちょっと面白そうなものを見つけたので買ってきました。
せっかくなのでレビューしていきたいと思います。
Table of Contents
BP Mods BUSHIDO V3 RDA
という訳で今回買ってきたのが、 BP Mods (BPモッズ) BUSHIDO V3 RDA (ブシドーV3 RDA)。お値段¥5,940 。ちょっと高級。
ブシドーっていうなんとも古風で日本チックな名前ですが、特に日本と関係している訳ではないのかな?
BP Mods の製品を紹介するのは拡張パーツを除いたら今回で3回目。このメーカーの製品は、どれも多少の癖はあるもののいい製品ばかりだったので、購入対象のユーザー層は結構 VAPE 歴の長い人なんだろうなってイメージです。なんだかんだ今回も期待しっちゃってる私です。
内容物はこんな感じ。
- BUSHIDO V3 RDA 本体
- コイル (2個)
- 六角レンチ
- イモネジ / O リング
- スコンクピン
- Package Contents カード
- ビルド推奨値カード
マニュアル等は付属していませんが、先述の通りそもそもこの商品のメインターゲットは説明書なんて別に要らない様なベテラン層だと思っているので、このシンプルな構成は納得できるものです。
スペックはこんな感じ。
サイズ | 33 mm × 22 mm |
エアフロー | サイドエアフロー |
リキッドチャージ | トップフィル |
ドリップチップ | 510 |
外観
外観です。トップキャップ部のゴールドのヘアラインが目を引く高級感のあるデザイン。かっこいい。
カラーバリエーションは “FROSTED SILVER” “DLC BLACK” “ DLC GLAY” の全3色での展開。どれもシンプルイズベストって感じの合わせやすいカラーです。
トップキャップは2層構造になっていて、外側部分を回すことでエアホールの調節ができます。エアホールは対角に1箇所ずつの計2箇所、横長の穴が空いています。
で、このアトマイザーの最大の特徴がこれ。トップキャップにヒンジがついていて、上面の ▼ マーク部分を上に持ち上げることで、パカっと開きます。つまり、このヒンジ操作によって、トップキャップを外すことなく、コイルの状態確認とリキッドチャージができちゃう訳です。
RDA はスコンカーで。っていう運用をしている人からすれば対して必要な機能って訳じゃないんですが、私みたいな通常のテクニカル MOD しか使わない人にとって、これはとっても有難い機能。外出時とか余計なパーツ分離がないので安心してリキッドチャージできます。
ドリップチップってそこからリキッドをドリップできる意味で名前が付いているはずなんですが……。ま、まぁ細かいことは置いておきましょう。
裏面はこんな感じです。
ポジピンの出しろは思ってより少なめでした。
デッキ
デッキです。
わりかしシンプルな2ポストのシングル専用デッキ。ウェルがかなり深いので、多少過剰にリキッド入れてもなんとかなりそう。
コイルの固定部にはちゃんと段差がついていて足が逃げることもなさそう。イモネジの頭も広いのでビルド自体は簡単そうです。
エアホールはこんな感じで、トップキャップの内側で絞られる形。ギャラクシー RDA に似た構造です。
あ、因みにちゃんとトップキャップとデッキは固定できるように凹凸部がついていました。
ビルドしてみる
ビルドしていきます。
今回はポスト間が結構広めなので、カンタル24G 線を使います。内径3mm の6巻で 0.6 Ω 付近を狙って組んでます。
それでもちょっと幅が足りなかったのでイモネジの内側で固定しましたが、案の定ビルドの難易度は低めな感じでした。デッキ内の容積はしっかり確保されているので、Pioneer RTA の時の様にコイルと接触して通電不良的なことの心配は大丈夫そう。
もちろんジグポストもついているので、コイルの固定も楽々な感じです。
吸ってみる
吸います。
ドロー感は、スカスカの DL から激重の MTL 仕様まで、結構自由に弄れます。調節幅は無茶苦茶広いにもかかわらず、結構微調整も効きます。変な笛なり音もなくて、無茶苦茶優秀です。
味に関しては、サイドエアフローだなって感じのフレーバーの風味を全面に出してくれる感じというか。まぁ美味しいです。
総評
という訳で BP Mods の BUSHIDO V3 RDA をご紹介しました。
ザ・優秀。って感じの RDA です。マスプロダクトの製品としては確かにちょっとお高めな値段設定ですが、正直このアトマイザー1個でカバーできる範囲はかなり広いです。流石に 0.2 Ω とかのそもそもシングルコイルだと厳しい抵抗値は推奨できないですが、基本的な単線ビルドであればこのアトマイザーでこと足ります。
あと何と言ってもトップキャップのヒンジ構造。とにかくこれがとても便利。
RDA ってリキッドを高い頻度で足さなきゃいけないし、仮に屋外で使うなら VAPE 本体とキャップ、リキッドボトルとそのキャップというこの合計4パーツを管理しなきゃならないのが手間で外で使うのあんまりしてこなかったんですが、たった1パーツでも管理するパーツが減るのがこんなにも楽なのかと。これなら外でも使えます。
そんなこんなで汎用性や使い勝手という観点で考えると、ベストな選択なんだろうなって思います。
デメリットというデメリットも今の所特になく、完成度の高い RDA っていう印象です。
どうしよう。あんまり貶すとこがない……。
と、いった感じで、基本的なところは何でもこなせる優秀器用なシングル RDA をお探しの方はご一考ください。
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