今回はアトマイザーのお話。
HELLVAPE が誇る大人気 DL アトマイザーである Dead Rabbit シリーズの最新作です。
アトマイザー直径が 28 mm という中々のビッグサイズの爆煙機にリニューアルされた Dead Rabbit MAX 。使ってみた感想としては、デカい割に細部まで気を遣った設計のおかげですごく使いやすい、ただデカいって感じでした。その辺含めて見ていってもらえればと思います。
【VAPEWORX】さんよりご提供いただきました。ありがとうございます。
Table of Contents
HELLVAPE Dead Rabbit MAX RDA 28mm
というわけで今回紹介するのが、HELLVAPE (ヘルベイプ) Dead Rabbit MAX RDA 28mm (デッドラビットマックスRDA) 。お値段税込で¥4,400 也。
HELLVAPE の DeadRabbit といえば、以前 Dead Rabbit SE やその後継機的な存在でもある Hellbeast RDA をご紹介しましたが、どれもすごく使いやすい RDA でした。最近は DL 系統のアトマイザーも結構リリースされているので、選択肢が増えるばかりです。うれしい悲鳴。
内容物はこんな感じ。
- DeadRabbit MAX RDA
- コイルカットガイド
- イモネジ
- 六角レンチ
- − ドライバー
- イモネジ
- スコンクピン
- コットン
- プリメイドコイル
- マニュアル
スペックの詳細はこんな感じ。
サイズ | 28 mm × 37.8 mm |
エアフロー | サイドエアフロー |
ドリップチップ | 810 |
外観
外観です。
28 mm 径ということもあってか、ぱっと見でも分かるくらいにはでかいです。
カラーバリエーションは、“SS” “GUN METAL” “RED” “ARMY GREEN” “BLACK RED” “FULL BLACK” “GOLD” の全 6 色。
パーツ点数は、ドリップチップ、トップキャップ、チャンバー、デッキの計 4 点。
トップキャップはこんな感じで、いつものバッテン目のウサギを象ったエアホールが印象的です。反対側にも同様に、バッテンマーク状のエアホールが 2 箇所空いています。エアホールは直線上に開いているので、片側だけ閉めるーみたいなことは出来ません。
トップキャップの裏面はこんな感じに突起がついていて、空回りしないようになっています。
チャンバーはこんな感じ。
トップキャップとの接地面にはスリットが入っていて、トップキャップが端まで回さないと取り外せないようにできてます。
チャンバーの裏側はこんな感じ。こちらもデッキと噛み合うように突起がついているので、空回りをしないようになっています。
デッキ
デッキです。
これぞデトラビって感じのウサギの耳を模したかのようなコイルポスト。もちろんデュアルコイル前提のデッキになります。
下側が丸々空いていて、コイルの足が見える設計にはなっているんですが、隙間のサイズ的に、ニッパーは差し込めません。きちんとデッキにセットする前に足を切り揃えておきましょう。
上からコイルを差し込むタイプのデッキって思えばこのデットラビットのシリーズがきっかけで一気に増えた気がします。ごく個人的な話をするのならこの手のデッキはいまだに苦手意識があるのですが……。
ビルド
今回のビルドレシピは、カンタル 22 G を内径 3 mm で 6 ラップ。MOD 読みで 0.2 Ω です。
コイルカットツールの推奨値が 5 mm だったのでその通りカットしたんですが、結構キツキツ。多分これは付属のクラプトンコイル用なので、単線コイルで組む場合は 6 mm 〜 7 mm でカットするのが正解だと思います。
コットン通してこんな感じ。
吸ってみる
とりあえずドローチェック。
全開だとほぼ抵抗のないザ・DL って感じのドロー感。エアホールを半分閉めるとそれなりに抵抗を感じるようになります。いい具合に絞れている感があるので、今回みたいな単線ビルドだとこっちの方がいいかも?
全閉にすると MTL 系のアトマイザーくらいには重くなります。
総じてエアフロー調節に関してはかなり優秀だと思います。
味に関しては、まぁよくある DL アトマイザーだなって感じ。いや、美味しいは美味しいんですけど、DL 系のアトマイザーって良くも悪くも大味な感じで差が出にくいんですよね。
昨今のマスプロアトマイザーはどれも出来がよくて差がなくなって来ていることもあって、甲乙つけ難いってのが正直な評価です。
総評
そんなこんなで、HELLVAPE から Dead Rabbit MAX RDA 28mm をご紹介しました。
28 mm というこのサイズ感さえ許容できれば結構いいアトマイザーだと思います。組みやすいデッキ、全てのパーツが空回りしない設計、ロゴをエアホールと一体化させることで目立たくしたデザイン等々、単純に使い勝手のいいアトマイザーでした。
4,000 円台のDL 系 RBA って括りなら、十分選択肢に入ってくるアトマイザーです。
というわけで、ビッグサイズで使いやすい DL アトマイザー、お探しの方はご一考ください。
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