今回はPOD機種のお話。

大人気POD機種のCaliburnに新作が登場しました。過去作との互換性も持ちつつ、今回はなんとオートパフ機能持ちということで。とにかくすごく手軽な機種に仕上がっています。そのへん含めて見て行ってもらえたらと思います。

VAPEWORX】さんにて購入しました。

Uwell Caliburn A2S Pod Kit

というわけで、今回紹介するのが、Uwell (ユーウェル) Caliburn A2S (キャリバーンA2S) Pod Kit 。お値段税込みで¥3,300 也。

Caliburn シリーズいえば、POD 型機種黎明期から今の今まで最前線で活躍している老舗シリーズ。スティックタイプやカードタイプ等、幅広い層に向けてマイナーチェンジを繰り返し、長く愛されている機種となっています。

内容物はこんな感じ。

  • Caliburn A2S 本体
  • POD 2個
  • マニュアル
  • WARRANTY カード
  • WARNNING カード

POD 機種のスターターキットとしては、異例の充電ケーブル無しの設計。USB-TypeC のケーブルなんか流石にもうみんな持っているだろうとの判断なのか、結構割り切ってます。

外観

外観です。直線のモールドのおかげで、シンプルながら情報量のあるデザインになってます。

カラーバリエーションは ”gray” ”blue” ”gold” ”black” ”gradient” ”puaple” の全 6 色。

本体正面にはリキッド確認用の小窓。

下部には “Caliburn” のロゴが。このロゴ部分には LED ランプが組み込まれていて、インジケーターを兼ねています。

側面には吸気用のエアホール。

反対側には ”Uwell” のロゴが印字されています。

底面は充電ポートのみ。

ものすごくシンプルな造形なのに、Caliburn A2 と比較すると立体感があるのがわかります。正直ここ最近紹介した POD 機種の中でも一番好みのデザインです。

スペック

スペック一覧はこんな感じ。

バッテリー520 mAh (内臓バッテリー)
サイズ110.1 mm x 21.3 mm x 11.7 mm
最大出力15 W
充電端子USB-TypeC
スペック一覧

とまぁ POD 機種としては割と一般的なスペックに纏まっています。バッテリーが 520 mAh と少ない点に多少不安が残りますが、 ちょっとした持ち出し用と割り切ってしまえば何とかなるのかなと。

前作に当たる、Caliburn A2 とついでに既に廃盤になっている Caliburn G との比較はこんな感じ。

Caliburn G(廃盤)Caliburn A2Caliburn A2S
価格¥3,850¥3,000¥3,300
本体サイズ108.3 mm x 22.5 mm x 12.6 mm110.1 mm x 21.3 mm x 11.7 mm110.1 mm x 21.3 mm x 11.7 mm
最大出力18 W15 W15 W
バッテリー690 mAh520 mAh520 mAh
電源 ON / OFF×
エアフロー2 パターン××
充電出力1A2A記載なし
充電端子USB-TypeCUSB-TypeCUSB-TypeC
PODコイル交換式一体型一体型
抵抗値1 Ω / 0.8 Ω0.9Ω (A2S と互換あり)1.2Ω (A2 と互換あり)
リキッド2ml2ml2ml
Vapeingボタン式ボタン式負圧感知
スペック比較

各種比較して赤字のところが優れている点です。

こう見るとスペック的には Caliburn G 一択な感じもしますが、Caliburn G はすでに廃盤になっているモデルです。なので、今から新規購入するなら A2 か A2S になります。

この 2 つからなら個人的には断然 A2S 。スペック的にはほぼ同等な 2 機種ですが、やはり吸うだけで通電する負圧感知の機能は絶対あったほうがいいです。POD 機種は”手軽”というコンセプトで作られている製品なので、より手軽な方を選ぶのが正義。

もちろん物理ボタンが欲しいなら A2 を選ぶのもありです。というかこの 2 機種にはボタンがついているかどうかの違いしかないので、どっちを選んでもそれ以外の差はないんですよね。

POD

POD です。

今までのキャップを外してリキッドチャージの方式からサイドフィル方式に変更されています。

抵抗値は 1.2Ω と高めですが、先述の通り前作のカリバーン A2 と互換性があるので 0.9 Ω までは下げられます。

PODのスペックはこんな感じ。

容量2 ml
リキッドチャージサイドフィル
抵抗値1.2 Ω
POD スペック

使ってみる

使い方は、POD にリキッド入れて、コットンにリキッドが浸透したら本体にセットして吸うだけ。

インジケーターランプは、バッテリー残量の低下とともにの順で色が変わります。

物理的に操作できるボタン類が何もないので、電源の ON / OFF や、出力変更はできません。この思い切りの良さというか、使い勝手のよさが負圧感知オンリーの POD 機種の強みです。

ドロー感はタバコよりちょっと軽いかなってくらいの MTL 仕様。ちょうどいい感じになってます。

味に関しても申し分なく、というか普通においしいです。昨今は POD 用のリキッドとかも出てきているので、普段使いする分には申し分ないと思います。

総評

という訳で、Uwell の Caliburn A2S Pod Kit をご紹介しました。

やっぱり負圧感知っていいですね。吸うだけでいいっていう楽さが使いやすさに直結しています。物理ボタンがないことによって余計な気を回してしまいそうな部分がカットされていて、とにかく”楽”。やっぱりこういった小型の持ち歩き前提の POD 型機種はボタンレスの方がおすすめです。

バッテリーの持ちは気になるものの、総じて使いやすい機種として完成してます。Caliburn タイプ初の完全オートパフ仕様機。オートパフの利便性を改めて実感できる機種でした。

そんなわけで、スティックタイプでオートパフ、実績もお墨付きの老舗 POD 機種、お探しの方はご一考ください。


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