今回はテクニカル MOD の機能を盛り込んだ POD 型機種、所謂 PODMOD のご紹介です。
同じく nevoks 社から発売されている POD 型機種と一部互換性があるとのこと。
使ってみた感想としては、タイトルにもある通り、兎に角スタミナ面で優秀すぎて、持ち出し用ならコレ一択だなって感じ。その理由も含めて見て行ってもらえればなと思います。
今回も【VAPEWORX】さんよりご提供いただきました。
Table of Contents
nevoks FEELIN X POD KIT
という訳で今回ご紹介するのが、nevoks FEELIN X POD KIT (フィーリンX ポッドキット) 。お値段税込みで¥3980 也。
nevoks といえば、VEEGO や PAGEE で一躍 POD 業界に躍り出た、新進気鋭のメーカーです。
今回の FEELIN X は PAGEE のコイルと互換性があるので、比較対象に上がるならこちらなのかなと。因みに、サイズ感だけで言えば、以前のモデルでもある VEEGO と近いです。
内容物はこんな感じ。
- FEELIN X 本体
- 交換用コイル
- 充電ケーブル
- マニュアル
- WARNING カード
- WARRANTY カード
外観
外観です。
ラバー調のさらさらした手触りで、マットな質感が安っぽくなくて好印象です。写真だとちょっとちゃっちい感じに見えていたんですが、実際に触ってみると、結構高級感があってビックリしました。
本体上部の POD との接続部分は結構広めで、こまめな掃除を気軽に行えるサイズ感です。
カラーバリエーションは、”BLACK” ”GREY” ”RED” ”BLUE” ”GREEN” ”ROSE PINK” ”OCEAN BLUE” の全 7 色。
本体正面には、上からパフボタン、液晶、+ / – ボタン。基本的なコンソールはここに集まっています。
正面向かって左側面にはエアフローコントロール。スライド式で全閉から全開まで滑らかに稼働します。
反対側には充電ポート。裏面はFEELIN X の文字がプリントされています。
昨今のPOD型機種にしてはかなり大型な印象ですが、表面のラバーのような材質のおかげで結構手に馴染みます。ずっと持っていたくなるような不思議な中毒感です。
スペック
スペックはこんな感じ。
サイズ | 109 mm x 30.6 mm x 20 mm |
バッテリー | 1,600 mAh (内臓バッテリー) |
モード | VW のみ |
対応抵抗値 | 表記無し |
VW上下限 | 5W ~ 40W |
充電ポート | Type-C |
充電出力 | 2 A |
ハイパワーで急速充電対応、尚且つバッテリー容量も申し分ない、かなりのハイスペック。
POD
POD 側を見ていきます。pagee と同様のコイルを使用するんですが、それとは比べ物にならないくらいデカいです。
リキッドチャージポートは本体側面。シリコンキャップを取り外してチャージします。
コイルの設置は底面のここから。pagee 等の nevoks の POD 機種と同様に O リングによる固定のみです。引っ張れば抜けるし、ぶっさせば取付完了。
ドリップチップというか、マウスピースは一見取り外しできそうなんですが、完全に接着されているため、取り外せません。
PODのスペックはこんな感じ。
リキッド容量 | 5 ml |
コイル抵抗値 | 0.3 Ω ~ 1.0 Ω ( pageeと同形状 ) |
エアフロー | ボトムエアフロー |
※一応注意点として。今回の FEELIN X のコイルは pagee のコイルと併用できますが、pagee 側で 0.6 Ω 以下の抵抗値のコイルを使うのはお勧めしません。理由はリキッド容量の差と最大出力の差。早い話おいしく吸えないってことです。認識しないとか、使ったら壊れるって訳ではないので、使えるっちゃ使えます。お勧めしないけど。
使ってみる
という訳で実際に使っていきます。
使い方は以下の通り。
- パフボタン 5 クリック → 電源 ON / OFF
- パフボタン 1 クリック → ボタンロック
- パフボタン / + ボタン同時押し →RBA モード ON / OFF
- パフボタン / – ボタン同時押し → パフカウントリセット
- + / – ボタン同時押し → + / – ボタンロック
既に使ったことのあるコイルではあるので、使い心地の感想になるんですが、結構良い感じです。というのも、元々 pagee のコイルが優秀だってのもあるんですが 5 ml もあるリキッド容量がやっぱり便利。バッテリー容量も多いので、これ 1 つだけを持ち出しても余裕で一日過ごせるくらいには使えます。
オートパフは選択式ではなく常時効いてます。ただ、パフボタンロック機能があるので、疑似的な選択式として使えます。
マウスピースは思っていたよりも口当たりがよく、吸い心地もちょうどいい感じ。ドロー感は RDL ~ DL がメインレンジ。エアフローコントロールをぎりぎりまで閉めれば MTL いけるかなーって感じ。正直な話、効きはイマイチでした。
総評
といった感じで、nevoks から FEELIN X POD KIT をご紹介しました。
持ち出し用として pagee を使っていて、これで一日余裕で持ってる人であれば、単純計算で 2 ~ 3 日は使い続けられるデバイスです。こんな手のひらサイズなのに、下手な RTA なんかよりもリキッド容量が多いので、外用のデバイスを探している人にはうってつけの商品になってます。リキッドボトルすら持ち歩かなくて良くなるは凄すぎる……。
このサイズ感でこのスタミナ量を確保しつつ、テクニカル MOD としても必要十分な機能を盛り込んだ POD MOD は私の知る限り今のところこの FEELIN X だけです。
と、そんなこんなで超絶スタミナのコンパクトデバイスをお探しの方、ご一考ください。
VAPEWORX さんの商品ページはこちらから。