仕事先の喫煙所が閉まってしまいました。世間はまだまだ緊張状態ですが、個人的には喫煙所が閉まってしまう事の方がキツイです。幸いというかなんというか、コロナのおかげで暇なので、ちょっと席開けるのは許してくれるのですが……。一番近いコンビニまで往復で10分かからないくらいなんですけど、流石に15分近く席を開けるのは気が引けます。いくら VAPE とはいえ、喫煙所以外で吸うのは見てくれ的にもちょっとアレなので極力喫煙所で吸いたい。コロナ騒動が終わったら流れでそのまま喫煙所が無くなってしまうのではないか、と戦々恐々としています。

さて、今回は、先日行われた VAPESHOP ONLINE CONFERENCE にてパークさん一押ししていた RDA 兼 RDTA を【VAPEWORX】さんよりご提供いただきました。

なにやら見てくれだけではなく、結構弄れるポイントが多いとのことなので結構楽しみです。早速見ていきましょうかね。

ULTRONER GATHER RDA/RDTA

そんなこんなで ULTRONER (ウルトロナー) GATHER RDA/RDTA (ギャザー)です。

外箱めっちゃ綺麗。高級感ありますね。お値段は¥6,500(+Tax)。

メーカーの ULTRONER は ASMODUS なんかにスタビライズウッドを提供している会社。自社生産の MOD や POD 機種もありますが、すべからくスタビライズウッドが使われています。

内容物はこんな感じ。

内容物
GATHER RDA
RDTA 用タンク
エアフローパーツ(3種)
ポジティブピン(4種)/イモネジ×2
六角レンチ(2種)
コイル(2個)
簡易マニュアル
O リング/ピーク材
ビューティーリング

スペックはこんな感じ。

サイズ 22mm×30mm(RDA)/35mm(RDTA)
RDTA タンク容量 2ml
エアフロー サイドエアフロー
リキッドチャージ トップフィル
ドリップチップ 510

外観

こちらが GATHER RDA/RDTA 本体です。

カラーバリエーションは“Silver”と“Black”の2色のみ。今回は Black を購入しました。

2色しかないと言ってもスタビライズウッドのおかげでバリエーションはめちゃくちゃ豊富です。ただ、通販でご購入の際はスタビライズウッドのカラーは選択できないので注意が必要。

スタビライズウッドが映えるようになのか、外観はいたってシンプルです。

構成はドリップチップ、スタビライズウッドパーツ、トップキャップ、デッキ、RDTA 用のアジャスターパーツ、タンクパーツ、ボトムパーツの全7種のパーツからできています。……いや、おおいな。

スタビライズウッドのパーツが取り外せるのは、磨きたい人とかにはうれしいポイントなのかな。ドリップチップは 510 サイズで、口に向けて広がって行くような形状です。たぶんウルテム製。

ポジティブピンはスコンク用のものも付属します。

トップキャップは、デッキにはめた時に回らないように突起が付いています。エアフローのアジャスターは付属パーツで補うため、トップキャップの回転ギミックはありません。

RDTA に換装

RDTA への換装手順です。先ずはボトムパーツを外します。ボトムパーツに付属の延長パーツを取り付けて、タンクパーツを噛ませて本体に取り付ければほぼ完成です。

タンクパーツは上下の向きがあるので注意して取り付けます。出っ張りがあるのがボトム側です。

後は RDTA 用のポジティブピンを取り付ければこんどこそ完成。タンク容量は 2ml なので平均的っちゃ平均的。材質はたぶんウルテムです。

タンクへのリキッドチャージはデッキのポンプ口にボトルを押し付けて行います。最近の RDTA によくある機構ですね。

RDTA 用のポジティブピンはスコンカー対応のものも付属します。デッキにではなく、タンク内にリキッドが昇ってくるタイプのやつです。

デッキ

デッキはこんな感じです。

ぱっと見よくある単純な2ポストのシングルコイル専用タイプですが、なんと付属のエアフローパーツをかませることによってエアーの流入量を調節できるのです。

エアフローパーツは、幅広タイプと2つ穴、1つ穴の3種類が付属します。

もちろん付けなくても使えます。

ビルド

今回は付属のコイルをつかってビルドしていきます。

このワイヤーなんだろう……説明書に書いてないけどたぶんニクロム線だと思う。MOD 読みで 0.43Ω でした。

デッキそのものは結構広いので組むのは楽なのですが、にしてもポストの幅が広すぎて付属しているコイルのようにマイクロコイルで組むと結構足曲げないと入らないのが個人的にちょっとめんどくさい。

エアフローパーツをはめる場合は先にビルドしてからはめる感じにしないとビルドできません。これパーツ分ける意味あったのだろうか……。

コイル位置がポストから離れすぎると、エアフローパーツに近くなりすぎるので注意が必要ですね。最悪エアフローパーツが溶けそう。

コイル使いまわそうとしてうっかりエアフローパーツを取り付けたままドライバーンしたらおもっくそ溶けました……。ドライバーンするときは絶対にエアフローパーツは取り外しましょう。

吸ってみる

先ずはエアフローパーツを付けずに吸ってみます。

ちょっと重めの DL くらいでちょうどいい感じの空気量ですね。味は普通にいい感じです。

続いて1つ穴のエアフローパーツを付けて吸ってみます。

ん? あんまり変わらない……だと。

あー、これよく見たらエアフローパーツ結構ガタガタですね。たぶんトップキャップとちゃんと接地していなくて、隙間から空気が入ってきちゃってるんでしょうね。チェーンして吸っていたら多少重くなってきたので、ミストが液体に戻って表面張力的な力で塞いでいるんだと思います。

総評

というわけで ULTRONER GATHER RDA/RDTA のご紹介でした。

クールな外見とマニアックなパーツ構成で男心をくすぐるアトマイザーでした。エアフローパーツがそんなに意味がなさそうだったのがちょっと勿体なかった印象がありますが、総じて面白い商品だと思います。

スタビライズウッドが使われている MOD はよく見るものの、RBA は見たことなかったので結構新鮮でした。基本的にシンプルな見た目なのも相まって、どんな MOD に乗せても高級感があるように感じます。

スタビライズウッドの RDA/RDTA、いろいろ弄れるアトマイザーをお探しの方はご一考あれ。

ULTRONER GATHER RDA/RDTA