今回はテクニカル MOD のお話。と言うのも、あの名機 iStick Pico の最新機種がついにリリースされたとのことで、普段から無印 Pico をこれでもかと言うほどに愛用している私としては買うしかなかったわけで。
それでは早速、レビューしていきます。購入元は【VAPEWORX】さんです。
Table of Contents
Eleaf iStick Pico2 Mod
というわけで今回は久々の BOX MOD 、Eleaf (イーリーフ) iStick Pico2 Mod (アイスティック ピコ2) です。価格は￥4,950 。
いやー、ついに出ました iStick Pico2 。世のベイパーさんの全員が必ず１台は持っているとまことしやかに囁かれたあの Pico の最新作。今まで多種多様なバリエーション機がリリースされてきた中で、ついに “２” を冠する後継機が登場しました。
内容物はこちら。
- iStick Pico2 本体
- 充電用ケーブル
- マニュアル
- WARRANTY カード
- バッテリーチェックカード
外観
外観です。
ピコのシルエットはそのままに、側面へのエングレービングやボタンの形など、ここ最近の Eleaf 系 MOD の特徴が各所に見られる今までにないデザインになってます。
カラーバリエーションは、“Rose Gold” “Matte Gunmetal” “Silver” の全３色。上品なカラーのみのラインナップです。
本体上部にはバッテリーキャップと 510 の接続ポートが。注目すべきは本体の形状。
バッテリー部分からアトマイザー接続部にかけて、幅広になるように広がっていく、独特な形状になっています。つまり、27 mm くらいのアトマイザーならあっさり乗っちゃうわけです。
サイズの大きいアトマイザーが乗る割に、この楕円形状によって見た目と持った感じのコンパクト感が演出されています。
正面には上から、パフボタン、液晶、+ / – ボタン。従来の Pico であれば底面にあった + / – ボタンがこっちにやってきました。個人的にはこっちの方が操作しやすいので、純粋にありがたいポイントです。
パフボタンは、下側が盛り上がっているような角度のついた形状で、押しやすくなってます。iStick S80 Mod のパフボタンと同じ形ですね。クリック感もやや重めで個人的には結構好きなタイプです。
側面は“דマークのようなエングレービングが。グリップ力向上になって……いるのか？それはさておき、これまた賛否の分かれそうなデザインですが、多分これも iStick S80 Mod の系統のデザインが流用されてきている気もします。
+ / – ボタンが正面に行ったおかげで、底面はベントホールのみ。iStick Pico2 の表記はこちらに有りました。
結構大胆なデザインな割にはスッキリしてる感じだなぁー、と改めて見回して気がついたんですけど、コイツなんとネジ穴がないんです。
両サイドのパネル部には継ぎ目が確認できたので、左右を接着しているんだと思います。ネジ穴がないからやたらスッキリしてるんだ。なるほど。
スペック
スペックはこんな感じ。
| バッテリー | 18650 バッテリー(別売り) |
| サイズ | 縦：71 mm / 横：50 mm / 幅：27.5 mm |
| モード | VW / TC-Ni / TC-Ti / TC-SS / TCR |
| 対応抵抗値 | 0.05 Ω 〜 3.5 Ω |
| VW 上下限 | 1 W 〜 75 W |
| 充電ポート | USB Type-C |
| 対応充電出力 | 2 A (急速充電) |
ここら辺は従来の Pico を踏襲しつつも若干のスペックアップを果たしているって感じです。特に充電周りがとっても使いやすくなってます。
使い方
- パフボタン５クリック→電源 ON / OFF
- パフボタン３クリック→メニュー画面
- + / – ボタン同時押し→キーロック(+ / – ボタンのみ)
各種モードの変更はメニュー画面から。+ / – ボタンで選択してパフボタンで決定です。
WV モード時の表示項目はメニュー画面の SYSTEM → VPWSET の項目から。Volt / Puff / Wave の３項目から選択できます。
液晶が縦読みできるようになったおかげで見やすくなった気がします。UI がシンプルなことも一役買っているのかと。
総評
と、そんな感じで、Eleaf の iStick Pico2 Mod をご紹介しました。
私が未だにヘビーユーズしている初期の Pico 75w と比較して、格段に使いやすくなっています。流石 “２” 。各種インターフェイスの使いやすさやアトマイザーのサイズを選ばない自由度の高さは、かつて「とりあえずピコ買っとけ」とまで言われていた初期の Pico 75wと同様に、Pico2 は今の時代でテクニカル MOD を初めて買う人にとっても“とりあえず”で買える優秀な MOD だと思います。
欠点というほどのものではないのだけれど、あえて言うなら、アトマイザースペースが広くなったことによって 22 mm サイズのアトマイザーを乗せるとちょっと不恰好になること、初期 Pico よりも背が低くなっているので、人によっては持ちにくかったりするくらいのもの。バッテリーキャップがエアフローを塞ぎかねない所はいつも通りなので、これはもはやご愛嬌。
と言うわけで、正当進化した汎用性抜群、普段使いに最適なテクニカル MOD をお探しの方は、ご一考あれ。
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