今回は POD 機種のお話。
GeekVape の小型で爆煙な POD 機種を【VAPEWORX】さんからご提供いただいたので、ご紹介します。
いつもながらメカニカルチックでカッコよく、初心者にもお勧めできるデバイスなので、そこのところ良かったら見ていってください。
Table of Contents
GeekVape H45 AEGIS HERO2
というわけで今回紹介するのが、GeekVape (ギークベイプ) H45 AEGIS HERO2 (イージスヒーロー2) 。お値段税込で¥5,500 。
防塵防水対衝撃の AEGIS シリーズでお馴染みの GeekVape さんの新作 POD 、その名も AEGIS HERO2 。AEGIS BOOST から続く、AEGIS 系テクニカルPODシリーズの第 3 弾になります。1番最初のモデルでもある AEGIS BOOST はこの VAPEFLASH でめちゃクチャ初期レビュー記事で紹介しました。ちょっと気恥ずかしくはありますが、今となっては懐かしい限りです。
内容物はこんな感じ。
- AEGIS HERO2 本体
- 交換用コイル
- コイル取り外し用レンチ
- マニュアル
- 充電ケーブル
- WORNING カード
- WARRANTY カード
と至ってシンプル。
AEGIS HERO2
さて、本体見ていきましょう。前作にあたる、AEGIS HERO の形をほぼそのまま踏襲したようなデザイン。サイズ感や持った感じも至極近いです。
カラーバリエーションは、“BLUE” “Rainbow” “RED” “BlackOrange” “Black” “Gunmetal” “Silver” “White” の全 8 色での展開。昨今のデバイスとしては、かなりカラーバリエーションが多いです。VAPEWORX さんの店頭で各色の実機を見せて頂いたのですが、どのカラーもメタリック調で綺麗でした。
本体正面には上からパフボタン、液晶、+ / – ボタン、その下に充電ポート。
液晶は何気にフルカラーで結構見やすい感じです。外観のデザイン変更だとここが1番大きいかも。
側面はこんな感じで金属部分はデザインのモールド、後ろ側にはのレザー調といういつもの AEGIS 。
こっち側に充電ポートがありそうなデザインですが、あくまでデザインです。
裏面はこんな感じで、ラバー仕様になってます。滑らないし安定性は高そう。
POD との接地面はこんな感じ。金色のポッチが接点で、楕円状の凸が固定用のマグネットです。
かなりコンパクトにはなっているんですが、POD 機種としては大きいです。小型のテクニカル MOD 程度のサイズ感はあります。以前レビューした AEGIS boost には 510 変換パーツを介することでテクニカル MOD 的な使い方ができたのですが、この AEGIS HERO シリーズはその辺の互換品が出てい無いのがちょっとネックになってきます。
本体スペック
続いて本体スペックです。
サイズ | 縦:49.17 mm / 横:33 mm / 高さ:121.9 mm |
バッテリー | 1,400 mAh 内蔵バッテリー |
アウトプットパワー | 5 W 〜 45 W |
モード | Power / Bypass |
充電ポート | Type-c |
充電出力 | 5 V / 2 A |
とこんな感じ。バッテリー容量はさすがに大きい……ようにも感じるんですが、後述の専用コイル抵抗値が低い問題のせいで若干不安な感じもします。
POD
続いて POD です。
あんまり見ない変な形。一応クリアパーツ製なんですけど、だいぶスモークが濃い上に本体にセットしてしまうと上面以外隠れてしまうので、セットしたままリキッド容量の確認は無理です。
リキッドチャージは正面のシリコン製の蓋を外して行います。位置的に、本体に POD をセットしたままでもチャージはできるんですが、いかんせんどれだけ入ってるかの確認ができないので、あんまりおすすめはしないです。
エアフローはここ。トップエアフローです。この仕様は AEGIS 系の POD 共通ですね。
POD との接地面はこんな感じ。こちら側にもマグネットが確認できます。
コイルは O リングによる固定のみですが、爪が剥がれそうになるくらいには硬いです。素直に付属のレンチとかピンセットとかを咬ませて取った方が安全です。
ところでこれ容量少ないんじゃ?なんて思ってましたけど、スペック表を見る限りは 4 ml と結構な大容量。
続いてコイル。こちらは AEGIS 系 POD 機種の共通のものになります。ラインナップは 0.4 Ω と 0.6 Ω の2 タイプ。どちらもメッシュコイル採用のモデルなので、煙量、味ともに申し分ないやつです。
スペックはこんな感じ。
容量 | 4 ml |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | トップエアフロー |
抵抗値 | 0.4 Ω / 0.6 Ω |
ドリップチップ | 510 |
吸ってみる
使い方はこんな感じ。
- パフボタン 5 クリック → 電源 ON / OFF
- パフボタン 3 クリック → モード選択に移行
- + / – ボタンでモード変更
- パフボタン長押しで決定
- パフボタン単押しで詳細変更
今回は 0.6 Ω のコイルを使っていきます。
ドローの感じはザ・DL っていう、いかにもな感じ。ほぼ全閉に近い位で、ようやく重くなってきます。コイルのラインナップやドロー感から見ても、どう考えても DL 向けのデバイスなことは間違いないので、その辺は割り切って使っちゃうのが吉ってことなのかも。
味については、至って普通に美味しいって感じ。やはり揮発量が多いからなのか、苦手なジャンルのない優秀なコイルだと思います。DL で吸って美味しいと感じるリキッドは大抵が美味しいと思えるんじゃないかな?
総評
そんなわけで、GeekVape から H45 AEGIS HERO2 をご紹介しました。甘いミストをこれでもかってほどに吸い込んで一気にブハーっと吐く、これぞ VAPE!みたいなのを改めて感じさせてくれるデバイスでした。
AEGIS 系のデバイスは、そのコンセプト上、どうしても防水防塵っていうタフさが目立ってしまいがちですが、そんな付加価値に引けを取らないような魅力溢れる逸品です。
そもそもな話、ここまで DL に振り切っている POD 機種って実はそこまで種類がなかったりします。まぁそれもそのはずというか、本体が小さい=バッテリー容量が少ないってことになるんで、バッテリー消費の大きい爆煙低抵抗のコイルが使える POD 機種ってのはコンセプト的に理にかなってないんですよね。そんな POD 業界で愚直に DL 仕様の POD を作り続けている GeekVape は、実は結構凄いんじゃ?なんて思います。
さて、そんなこんなで、DL 仕様の POD をお探しの方、ご一考ください。
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